自分にあった保険の選び方_アイキャッチ
日本国内に限っても保険会社40社近くあり、その中から最適な保険を選ぶことは簡単なことではありません。
しかし、ポイントを抑えて保険の要不要を考えれば、保険を選ぶことは実はそれほど難しいことではないのです。
今回は、自分にあった保険の選び方のポイントについて考えてみましょう。

そもそも保険とはどのような仕組みの商品か

さて、そもそも保険とはどのような性格を持つ金融商品なのでしょうか。最初に保険の仕組みについてざっくりと見てみましょう。

保険とは加入者が一定額の保険金を拠出して資金をプールして、加入者に対象となる保険事故が発生したときに損害を埋め合わせるために保険金を給付する制度です。
保険の仕組みは紀元前の中国や古代バビロニアとも言われ、商人が荷物を紛失・強奪したときに支払われていた補てんの仕組みが発祥とされています。
日本でも古くから同様の仕組みは存在していましたが、現在のような保険制度を備えた保険会社は明治12年(1879年)に創立された東京海上保険会社(現在の東京海上日動火災保険会社)がきっかけと言われています。

保険に加入する意味はなにか

保険とは加入者に保険金支払いの対象となる事故が生じたときに、プールしておいた資金から支払いをすることで損害の補てんをおこなう仕組みであり、万が一の事態に備えるための仕組みです。

社会制度や技術の発展により、ごく普通に日常生活を送る限りにおいては万が一の事態に遭遇することは基本的にないと言えます。
しかし万が一の事態に遭遇すると、社会制度や技術は我が身を守るものではなくなり、場合によっては個人の財産ではまかないきれない負担を背負うことになりかねません。
そのため、万が一の事態に遭遇する可能性が極めて低い現在でも、保険は欠かせないとされているのです。

保険に加入する以外の選択肢を検討する

個人では限界がある万が一のための備えである保険ですが、最初から保険に頼りきりというのも考えもの。
保険に加入する前に保険以外の手段で対応できないかについてもキチンと検討する必要があります。

保険以外に万が一の事態に備えるための基本的な手段としては、貯金があげられます。
毎月の保険料かそれ以上の金額を貯金しておくことで、保険に頼らないでも万が一の事態に備えることは不可能ではありません。
また、保険であれば万が一の事態に遭遇したときの保険金支払いという形でしかリターンがありません。
しかし貯金であれば基本的にどのような用途にも利用できます。万が一に備えるのと同時に効率的なお金の使いかたを考えるのであれば、保険よりも貯金を優先したいところです。

保険を選ぶときのポイントとは

さて、保険に加入する必要があるのかを検討して必要という結論になれば、次に考えたいのがどのような保険を選ぶかということです。

一口に保険と言っても、その対象は自身の健康や生活、保有する財産まで実に様々であり、保険の掛け方も千差万別です。
近年では保険にも金融商品としての性格を持たせるために、満期まで保険金支払いがなければ保険料の全額払い戻しなど様々な保険商品が提供されています。
そのような保険は基本的にコストが高く、万が一のときに支払われる保険金も同価格帯の保険と比べても低くなる傾向があります。
保険は本来、万が一の事態に備えるためのものです。不要な保障や余計なオプションのついていない目的にそったシンプルな保険に加入するように心がけましょう。

おわりに

万が一の事態に備えるための保険ですが、現代社会では普通に生活している限りでは万が一の事態に遭遇する可能性は極めて低く、過剰な保険をかけることは家計に対する負担を大きくするだけです。
保険を選ぶ前には保険以外の選択肢を、保険を選ぶときにはどの程度の事態にまで備えるのかをキチンと定めてから保険を選ぶようにしましょう。

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ライフスタイル相談所編集部

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